長期的にみてもダクトの汚れはそれほどないということで、俄然導入に前向きになったダイキンのDESICA HOME AIR
そんなデシカの特徴を調べてみたいと思います。
デシカの最大の特徴は調湿ができるということになります。
調湿ができる換気システムはあまりみあたりません。
私の知っているものでは、アエレコ社のオンデマンド換気かデシカになります。
アエレコ社の物は湿度に反応し排気をする仕組みなので、どこまで調湿できるのかはわかりませんが、電気式ではなくパッシブ換気を考える際に湿度もコントロールできる排気弁のようなものです。
ローコストでメンテナンスのそれほどいらない仕組を取り入れるならこれもありだと思います。そしてやはり施工者の技術が必要になりますので、扱いに慣れている業者を探すのをお勧めします。
そしてもう一つがデシカ ホームエアーになります
現在相談している工務店が積極的に取り入れていることもありこちらを検討しています。
デシカは第一種換気システムで、
年間を通して40~60%の湿度に保ってくれます。
除湿65%、55%、45%
加湿50%、40%、30%のそれぞれ3段階で設定可能
真ん中がそれぞれ標準の設定湿度になります。
無排水で除湿し、無給水で過失を行ってくれるので、給水の手間や排水の際の水漏れ等を気にしなくて済みます
そして、熱交換もヒートポンプで行うので、外気温がそのまま影響する事もありません。
メンテナンスとフィルターのコストは、
フィルター交換は2か所あり1つ目のフィルターで標準のもので2年に一度約6,000円半年ほどで水洗い、花粉やPM2.5除去タイプの物は水洗い出来ないので6か月の交換目安で7,000円~9,800円
フィルターにより値段と交換時期が異なるようです。
もう一つの虫や大きなゴミを取るプレフィルターが標準のネットタイプで5,000円目安は2年で掃除していれば継続使用も可能、もう一つは虫取り用の袋タイプで7,000円6か月目安で掃除して再利用可という感じです。
デシカのメリット
湿度が一定
・家に浴室も含めカビが発生しない
・部屋干しも可能、いやなにおいも出ない
・布団を干す必要があまりなくなる
・ダニもあまり発生しない(温度20~30℃、湿度60~80%が発生しやすい環境)
・ウィルス感染しにくくなる(50%以上)
夏の室内温度が高く、冬の室温が低くても快適に過ごせる
・エアコンにかかる光熱費を抑えることができる
・冬場に加湿器の設置する必要なし
・窓を開ける必要がなくなるようなので、埃がたまりにくく掃除も楽になる様です。
湿度が一定の為木材に負荷が少ない
・高寿命な家になる
家事負担がかなり減る様な感じです。
洗濯物を部屋干しできるのならば、室内で干し易くする為の場所の確保が必要になってきます。でも外に出る必要がなくなればぐっと楽になるのではないでしょうか。
花粉、日焼け、虫もなくなります。そして天気も時間も気にしなくてすみます。
加湿器や空気清浄器を別で運転させる必要もなくなり、それぞれの掃除メンテナンスも不要になるでしょう。空気循環のやり方によりエアコンの台数も減らせると思います。
そうなるとその掃除やメンテナンスからも解放されます。
デシカのデメリット
本体が重く、値段も高い(本体で100万円ほどする様です)
デシカを導入するには気密性能が高い家でないとうまく機能できないので、
施工する工務店もそれなりの技術力が必要になります。
電気代が他の換気システムより高くなる
建物内に設置なのでその場所の確保と作動音があるので、
間取に気を付けて設置場所の検討が必要
デシカをある家に住むとどんな環境になるのかすごく楽しみです。
冬場の部屋での服もそれほど着なくて済むのか
布団だけで毛布、ベットマットを暖かいものにする必要がなくなるとか
どの程度快適にすごせるのでしょうか。
早く体感したいものです。
快適すぎる環境ならもう外泊なんてできなくなってしまうのではないでしょうか。