要は「みんなで楽しく、快適に暮らそう」っちゅーことです。

家の顔になる玄関気を付ける3つの視点

玄関は家の顔ともいえる場所なので、急な来客や荷物の配達で他人様の目に入る機会が多い場所。
すっきりとした居場所でも色々物を置くための機能も必要な場所です。ですが居室スペースを確保する為あまり余裕がなくなるのが玄関。田舎の家の玄関はやたら広くり家の立派さを強調していたが、今はそれほど重視されなくなっています。敷地、予算に限りがある為削られやすい場所ですが、利用頻度の高い場所なのでそれなりに手を加えたいところです。

玄関の屋根

引っ込めて作るか、出っ張って作るか,雨の日傘が無いと濡れるので少なくとも屋根は必須です。
欲をいえば外の暑さ・寒さを持ち込ませない風除室なんかがあれば最高です。北海道や雪国では常識ですが本州ではあまりありません。ですが、ちょっとしたお客さんの対応や宅配便やコープ、牛乳のような玄関先に仮置きできる荷物置き場には最適です。そして玄関を開けると一気に外の熱気や寒さが入ってこないようにワンクッションあれば建物内の温度は安定します。
敷地と予算に余裕があればですが...

地面から床までの高低差

必ず発生する外と家の高低差、玄関アプローチから床までの高さをどの様に吸収するか
通常50cmぐらいの高低差があります。
普通なら玄関ポーチで2段(15cm×2段)
上り框で1段の計3段は必要(20cm)で50cmの段差を吸収します。
田舎の日本家屋は玄関ポーチを作らず。高い段差を沓脱石を置くことで調整したりしますが、よほど立派な玄関でしかなりたちません。
そして、年をとると靴を履く姿勢が重要になってきますので、将来を見越した設計にすることをお勧めします。今は若くてもいずれ年を取ります。
玄関土間で靴を履くのにわざと30cmの段差をつけ座ってくつをはけるようにするプランや、
玄関土間とフロアの段差をなくし、バリアフリーにし椅子や座れる台を別に作るプランもあります。
それでも外の玄関ポーチは階段3段~4段必要になる。
外の玄関ポーチ横にスロープを計画する家もありますが、車いすにはいいが足首の関節がかたくなった年寄りには歩きにくいものになります。

玄関収納は大き目がいい

靴の収納だけでなく、家に持って上がりたくないものは案外多い。
コート、傘 スポーツ用品、小さい子供のいる家ならベビーカー、外用おもちゃ、3輪車や小さい自転車(最近はペダルなし自転車)とヘルメット
通販での買い物が増えているので、とりあえず玄関に置いておくということもあります。
最近は靴のまま入れる壁や扉で仕切ったシューズインクロークを作る家も増えています。
取れるスペースに限りがありますので、せめて靴とコートはすっきりおけるぐらいのスペースは必要です。
最後に女性には必須の全身鏡。出かける前の足先から髪型までの最終チェック場所にもなりますので全身鏡はわすれずに。

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