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エクステリア計画を建築と同時に行わなければいけない3つのポイント

エクステリアは建築工事の最後になるので、案外計画を後回しにしがちになり、予算や計画が後手に回るケースが多いと思います。ですが建築の計画と同時に決めておかんければ後々苦労や後悔をしてしまうポイントを抑えておきましょう。

計画は建築計画と同時に進めた方がいい3つのポイント

エクステリアのスペース

外回りに何が必要かで建物の配置に影響してきます。
土地の形状や道路に面している位置や長さで入口やカーポートの場所や大きさが変わります。
考えるべきは、車の台数と前面道路の大きさ、自転車の台数、オープンな外構にするのかクローズにするのかで必要なスペースは変わってきます。土地の面積も余裕がないと思いますので、ある程度の外構プランは決めておかないと建物の事ばかり考えているとスペース確保が難しくなります。

設備

主に電気・水道をどの程度必要かはある程度事前に決めておく必要があります。
電気でいうと門灯・インターホンはほぼ必須でしょう。このほかにガレージシャッターや電動オーバーゲートの有無、庭園灯、ガレージ灯、門扉に付ける電気錠、最近なら電気自動車への充電用コンセント(200V)なんかもあります。
最低限、スイッチの必要な外灯、電気錠の有無、200Vの電源は必要なら確保です。
その他のスイッチのいらない電源は建物外部のコンセントから取り出すことは可能です。
なぜならば、電灯類は建物内にスイッチが必要なものは建築中に配線とスイッチの設置が必要です。
電気錠も必ず専用の線を引く必要とスイッチの場所まで決めなければいけません。
建築後にスイッチや電気錠がが必要になっても後の祭りです。

水道は庭の散水用の蛇口や洗車用の水栓、ペットがいればペットの足洗い場なども計画しなければいけません。どこに設置するか決めて配管しておく必要があります。立水栓であれば排水も必要になります。
地域により雨水か汚水かも違ってきますので注意が必要です。
もし庭の散水に相当な水が必要な場合は水道メーターさえ散水専用に付けることを考えてもいいかもしれません。水道料金は通常上水道と下水道代が含まれていますが、本来散水用の水は下水道を使わずそのまま地面にしみこんで行きますので下水道代が不要ですが、そこまで水道局は考慮してくれません。

境界の計画

境界のブロックやフェンスがすでにあれば良いですが、やり替えや新設をする必要があれば計画ももちろんですが、建築工事の前に施工しなければいけない場合があります。高低差があり擁壁が必要な場合は必ず建築前の施工になります。
境界際の工事は隣地の方の協力も必要になります。
ブロックや擁壁を施工するには自分の敷地内だけでは施工ができません。隣地まで掘る必要が出て来ます。
場合によっては植栽の移植や土間のコンクリートを割る必要もあります。
ずっと住んでいる土地なら隣家との関係も出来ておりトラブルは少ないですが、新しく購入し住む場合は特に注意です。あまり隣地に迷惑をかけなくてもいいような場所を選びましょう。建築工事で隣地ともめると居心地の悪い状況になります。境界については慎重すぎるぐらいが丁度です。

家を建てるのは本当にいろんなことを考えなければいけませんよね。
そうそう何度も経験することではないので、後から後悔することやわからなかったことがたくさん出てくると思います。

いろんな経験者の失敗談や成功事例は常に情報収集をかかさないでください。

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