要は「みんなで楽しく、快適に暮らそう」っちゅーことです。

成功する建築計画の秘訣

建築計画を進めるにあたって、あなたは何から考えますか?
予算ですか?土地ですか?工務店ですか?間取ですか?

そういう物理的な事から考え始めると必ずうまく行きません。

まず初めに考えて欲しいのは、そこに最後まで住む夫婦がどう住まいたいのか考え始めて下さい。
現在にフォーカスするのではなく、未来です。
未来の理想像に最終的に行きつく様、変化させながら現在を当てはめて行くのが、長きにわたるマイホーム生活を快適で楽しく過ごせる秘訣になります。
夢を描く
どのような暮らしを実現したいのか夢を描いてください。夫婦の共同の夢でも、どちらかの夢でそれをサポートするのもいいと思います。その夢を実現させる為にどの様に家を活用するのか、です。将来的に奥さんが趣味の延長で何らかのサロンを開きお客さんを呼びたいというのであれば、将来的にそのような間取り変更できる様に計画に盛り込みましょう。現在の子供部屋や同居の親世帯の部屋などがそれに当たります。空いたスペースを将来どう活用するか考えておけば、未来の楽しみにつながります。
今は個人でもインターネットで情報を発信し続けて行けば集客が昔ほど難しくありません。自分の趣味や才能を子供が巣立っていった後に開花させるチャンスです。
自分の世界を広げる為の家は道具と言えるでしょう。趣味のサロンや教室。木工スペースや小説を書く部屋でもいいでしょう。海外の留学生の受け入れや一時的な宿泊に使用するのも可能です。儲ける事よりも楽しめることを優先にすると、考えるだけで楽しくなります。

変化する家族の形

現在の家族、近未来の家族、20年から30年後の家族と時の経過と共に家族の形は変わってきます。
子供たちは独立し、最後は夫婦2人になる。そして子供が結婚し家族ができるとまた戻ってくる可能性もあります。減ったり増えたり。そこに留まるのもいいし、子供に譲るのもありです。

環境を手に入れる

家造りとはすなわち、環境造りと言っても過言ではありません。
自分の家の敷地内だけが住環境ではありません。近くの公園や田畑、図書館や喫茶店までが住環境です。自分の家にない物は外側の環境を活用するのも一つの手です。
そして自分の家はもちろん夢を実現させるための手段です。
そう考えると家づくりの考え方も自ずと変わってきます。全てを揃える必要はありませんし、自分の欲しい環境を手に入れられる場所が自分にとっていい場所になります。
土地探しはそこからスタートすると間違いありません。

私の家に対する夢は、のんびりと喫茶店ですかね。常連さんがやってくるような場所を作りたいですね。
そして庭にはパンやピザを焼けるような窯と小さな畑が理想です。やや田舎な感じでゆっくりとした時間が流れている感じがいいですね。そんな夢を思い描いてます。そうなると土地から探さないといけませんが、そんなことは可能なんだろうか。
つい先日までは実家に2世帯と考えていました。あまり田舎ではありませんが、そこなら庭に窯と畑ぐらいは可能です。喫茶店はまあできなくはないかなぁ。子供の転校もあるので、じっくりと考えて行きたいと思います。これはあくまで私の理想なので、家族ともじっくり話し合う必要があります。

今回、住む人が幸せになる家のつくり方という本を読んで少し考え方が変わりました。
家の仕様にまずフォーカスするのではなく、どんな生活を送りたいのかをもっと考える必要があると。それが決まれば、自ずと場所やどんな家に住みたいのかが具体化してくると思います。まずはどんな生活を送りたいか?ですね。

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