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家を建てるのはハウスメーカーがいいか、工務店がいいのか、それとも設計事務所を選ぶべきか

建築計画を進める上で、施工や設計をしてもらうハウスメーカーや工務店もしくは設計事務所との打ち合わせはかかせません。
では、どこに相談にいけばいいのか決めることが今後の建築計画及び建物に大きな違いが出てくる最初の決断になります。

私個人の考え方なので、全ての人にはあてはまりませんし、唯一の正解はありませんので参考程度にして下さい。

ハウスメーカーは全てを知っているわけではありませんが、私自身前職の関係上たくさんのハウスメーカーと取引をしてきましたので、一番いい所と悪い所がわかっている選択になります。
一概にいいとも悪いとも言えませんが、全般的に住宅コストは高くなるだろうというイメージがあり、そしてそれぞれの家の特色に特化した家づくりになります。たとえば旭化成ならALC盤を使用した鉄骨造、積水ハイムはユニット式の住宅、三井ホームは2×4住宅というようにある程度はハウスメーカーで建物が決まってしまいます。
そして、初めの営業マンとの出会いと施工場所でその先の、設計や施工担当、業者まである程度決まってしまい、こちらに選択することもできなければ、変更することもできません。まして実際施工する工務店がいいのか悪いのかさえわかりません。もちろんハウスメーカーなので、ある程度仕組化され誰が施工してもそれほど品質は変わらないだろうし、それなりに経験のある業者ではあると思います。ですがここがブラックボックスである以上、進んでハウスメーカーを利用する気にはなれないのが大きな要因です。

工務店や設計事務所はそれこそたくさんあるので、ここにお願いしたいと思える業者さんを探すことになります。
自分の情報収集能力だけが頼りになります。自分の理想形に近い建物ができる、もしくはそれを実現できる業者を探す事になります。
ここで気を付けたい点は自分の思い描いている家の施工方法に対してどれぐらいその業者が経験があるかが最大のポイントだと思います。
例えば外張り断熱をしたいと思ってもその業者が施工経験がなかったり、浅かったりする場合は出来る限り避けるべきだと思います。経験がない施工方法では必ずと言っていいほど不具合や問題が施工中か施工後になるかわかりませんが、出てくると思った方がいいと思います。一通りそういう事を経験していると対処方法や施工方法が確立されていますので、その工務店の特色と自分の思いが一致する業者を探すことだと思います。
後は実際施工した現場や施主さんに会い感想を聞き最後の決め手にするのがいいのではないでしょうか?

今回は私自身で探し出した工務店へ今回は相談へ行って来ました。
その工務店は外張り断熱を行い、地熱利用を取り入れている工務店になります。
そしてその施工も10年以上経過しており、経験も十分蓄積されている工務店さんになります。
口コミとかではなく、純粋にインターネットの情報でのみ知った工務店ですので、今後の相談が自分の思った方向であり、信頼できる業者かはこれから相談を重ねたり現場見学をすることで見極めて行きたいと思います。

今回設計事務所の選択肢が出て来ませんでしたが、私の業者選びは建物のデザインよりも性能の方を重視したせいもあります。そして今後長きにわたり住んだ後もお世話になるだろう工務店を重視しました。
ただ単にいい設計事務所が見つけられなかったことも原因の一つです。

わたしの業者選びの観点はこんな感じです。
同じ図面で同じ材料、場所でも実際施工する職人さん現場監督さんが違えば差異は小さくても後々大きく異なってくると思っていますので、職人さん監督さんに直結している工務店をとても重視しました。
色んな考え方があると思いますので、自分に合った業者選びをして下さい。ここが家造りの初めの大きな一歩になります。

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