断熱

外張断熱と内張断熱のメリット・デメリットのまとめ

ここでは外張断熱と内張断熱の施工方法を見て行き、どちらの施工法がいいか考えて行きたいと思います。

内張断熱の特徴

内張(充填)断熱の施工方法は柱と柱の間に断熱材を入れます。
室内側には防湿シートを張り外壁側に透湿防水シートを張り通気層を設けます。
これで室内からの水分の移動を防ぎ、外部からも防水し万が一断熱材に湿気が入っても透湿性のあるシートから湿気が抜け通気層で湿気を出すという考え方になっています。

内張断熱の弱点
防湿シートは完全に張ることができ室内からの湿気を防げるか?
という疑問が残ります。壁にはコンセントやスイッチ等が入るのでその場所は防湿層が途切れると思われます。
そして断熱材を入れる施工が簡単といえど柱との間に隙間があればそこから熱さ寒さが伝わるだろうし、多く入れ過ぎれば断熱性能も落ちます。
そういう意味で従来のグラスウールの様な断熱材では充填断熱は気密性が取りにくいと考えます。
そこで吹付材による断熱施工というのが出て来ました。これで気密性はクリアできると思われますが、柱や梁部分は断熱施工されていないので、ここがヒートブリッジになります。材木は鉄やコンクリートに比べれば断熱性能がありますが、断熱材ほどではありません。吹付の場合施工したては隙間はありませんが木の収縮や地震等の揺れで柱からはがれたり、木に密着しすぎてるが故の木の劣化スピードが考慮されないといけません。このあたりをクリアーした製品選びが必要になります。

外張断熱の特徴

柱の外側にボード状の断熱材を張り外側に透水防水シートと通気層を設けるのが一般的です。
もちろん壁面だけでなく屋根材の下と基礎への断熱を施すことで外側をすっぽり包みこむイメージになります。その為気密性は取りやすく断熱の切れ目はありません。

外張断熱の弱点
断熱材の外側に外壁を施工する為、あまり厚い断熱材は利用できない。
通常は30mmまでになります。
この厚さで充分な地域は問題なし。
柱から30mm離れる為重い外壁が利用できない。
外壁のズレ等気を付けなければいけない。
グラスウールの充填断熱に比べると高コスト
そして最大の問題が白あり対策だと思います。
基礎内部の換気をし、室内と同じ様な環境にすること、そして断熱材を伝って侵入してくる白ありを完全防御できる体制を取らなければいけない事です。
充填断熱でももちろんシロアリ対策は必要ですが、主に基礎内部の環境と防蟻処理で問題ないですが、外断熱住宅は基礎断熱をしたところから侵入し侵入が見えにくいばかりか、外壁の断熱材を伝って2階まで上がっていくこともある様です。
外張断熱の暖かさはシロアリには快適な環境になるようでちょっとした対策では効かない様です。

どちらの工法も一長一短はありますが、私の結論は断熱性を確実にとれる外張断熱でシロアリ対策を徹底的にする方向で考えます。
基本はどの様な施工でも経験と実績のある工務店を探すのが一番だと思います。
新しく取り組み始めた工法では最初は必ずなんらかのトラブルが発生するでしょうから、ある程度経験がある工務店が必須だと思います。
新しい事を取り入れると必ず不具合が出るという事を目の当たりにしているので、経験は絶対にはずせない所です。

シロアリ対策も今後考えていきたい項目です。

広告3

-断熱

© 2020 住まい×コミュニティ×なりわい