主に使われている屋根材の特徴を調べてみました。
スレート系
日本では主に人造系のカラ―ベスト・コロニアルが主流
安くて軽い。種類が豊富
施工量が一番多い
塗装が必要な為メンテナンスのスパンが短い
製品によりメンテナンススパンが長いものもある
ケイミュー株式会社
金属系
ガルバリウム鋼板が主流他にもステンレス、チタニウム、銅板があります。
アルミニウム、亜鉛、シリコンからなるメッキ鋼板
耐用年数が長く、軽くて安い。
薄くて加工がしやすい
金属なので、雨音が気になる
断熱性が低い
傷がつきやすい
自然石粒仕上げ(雨音を克服したもの)
アイジー工業株式会社
粘土系
和瓦、洋瓦
耐久性はいいが重量が重い
伝統的な素材
セメント系
セメント瓦、厚形スレートがある
セメント瓦自体に防水性がないので、塗装で防水性をつける。
その為塗装のメンテナンスはかかせない。
アスファルト系
規制緩和で木造住宅でも利用できるようになった建材、
主に北米で作られる輸入品になります。
耐久性が優れていおり塗装をする必要もない、施工性もよく特別な技術を必要としない。
北米建築の80%はこの屋根材を利用しているようです。
オーウェン コーニング ジャパン
まとめ
最近、ガルバリウム鋼板の屋根材が耐久性、施工性の面から注目されている感じです。
それでも全体としてはカラーベストが一番普及して入る様です。
物によってはメンテナンス期間が長いものも出てきています。
北米で主流のアスファルト系の屋根材も工務店が施工可能なら選択の余地はありそうです。
最終的な選択は耐久性があり、工務店が施工可能な物から選ぶという方向でしょうか。
屋根のメンテナンスは足場が必要になる為に高額になりがちです。
メンテナンスコストまで考えたトータルコストで考える必要があります。
そしてその製品の実績でしょう。