建物

ランニングコストの安い家

家の建築は初めにかかるコストも重要ですが、ランニングコストと長持ちすることも大切です。
長く受け継がれることができればそれだけでトータルコストが下がります。
そんな観点での家づくりを考えてみました。

小さく建てる

イニシャルコストが安く済むだけでなく、メンテナンスの面積を減らすことでその後のランニング費用は変わってきます。
もちろん小さいことで光熱費と空調設備の台数が節約できます。

高気密高断熱にする

光熱費が節約できます。室内温度が安定していれば家の中での服装や寝具も年中軽装ですむので、特に冬場に必要な寒さをしのぐためのものが必要なくなります。物が減ると、収納スペースも少なくできます。

汎用性があり、ロングセラーのものを使う

どこでも手に入る商品であれば業者を選ばない。交換・修理が必要になっても、対処しやすい。
特別仕様のものや、メーカー独自のものなどは修理の時に困ります。広く一般に流通しており、長く使われているものを利用しましょう。長く使われているということは、それだけいい商品だともいえます。

長持ちする素材、使えば使うほど味が出る素材を使う。
メンテナンスの頻度が減ります。
屋根材では瓦屋根が長持ちという観点からではピカイチです。
ですが漆喰などのメンテナンスが必要で、重さやずれやすさというところにデメリットがあります。
最近では高耐久なスレートやガルバニウムに石のチップを吹付たローメンテナンスな商品も出て来てますので、その辺も検討余地はありそうです。
床材ならやはり無垢の板張りです。お手入れも必要ですが、長年使って行く毎に味わいが出て来ます。フローリングでは出ない質感です。

給水管をさや管ヘッダー工法を採用しメンテナンスを容易にできる様にそなえる。

リフォーム時の配管やり替えや、劣化での交換がやりやすい様に一か所に分岐点を集めることで、将来的なメンテナンスやリフォーム費用を押えることができます。

湿度コントロール

湿度をコントロールすることができればかなりのメリットがあります。
結露しないので、窓の掃除の頻度がへり、カビの付着がないので掃除の手間も大幅に減る。
室内干しが可能なため洗濯の動線が短くなり、省力化できる。
ウイルス感染の頻度が減る、カビ・ダニの発生が抑制される。ハウスダストも軽減、アレルギーの元になる要素が減る。
室内温度を冬ならそれほど上げずに済み(20℃程度)、夏はあまり下げずに済む(29℃程度)光熱費も軽減でき、エアコンの台数も1台でまかなうことができる。加湿器・除湿機が不要。
窓を開ける必要がなくなる。採光のための窓ならFIX窓にできるので、窓の断熱性能があがりメンテナンス頻度も少なくすむ。

太陽の光、熱を取り入れる、遮る

軒を作ることで、季節よっての光の入り方を工夫したり、夏場は外部に直射ブラインドシャッターやオーニングをつけることで、直射日光を防ぎます。
夏の太陽熱は遮り室内温度を無い様にし、冬は窓から太陽の暖かさを積極的に取り入れることで、暖房コストの負担を減らします。
窓の位置を工夫することで、リビングやキッチンは昼間照明がいらないぐらい明るくします。
照明の電気代節約だけでなく、日光は体内時計の調整に深く関わっており、自律神経へ与える影響も少なくありません。
節約だけでなく人間の健康にも役立ちます。

必要最小限の設備にすることでメンテナンスが必要なものを減らす。

過剰な設備投資は便利になりますが、その分機械の故障やメンテナンスの機会も増えます。本当に必要な設備なのかじっくり検討し、なくても問題ないものは導入を見送る方が無難です。

メンテナンスが必要になってくる箇所とメンテナンス時期

5年毎に見るべき場所

屋根、壁、水回り 特に蛇口のパッキン、トイレのタンク

こまめにチェックすることで傷みや損傷を最低限に押えることができます。

10年経過でチェックする場所

バルコニー、サッシ、シャッター、コンロ ガスでもIHでも、畳

10年ぐらい経つと水漏れやガタツキ不具合が発生してきます。
特に電気製品では故障が起きたりし始める時期です。

20~30年経過し大がかりな工事が必要になる場所。

屋根や外壁は交換や塗り直し、クロスや床材の貼り換え、ユニットバスの交換

あまり便利さを求めすぎない方がいいのでしょうね。過剰な設備はあまり使わず無駄にしたり、トラブルの原因になったりします。なんといってもシンプル イズ ベストです。

広告3

-建物

© 2020 住まい×コミュニティ×なりわい