家で稼ぐ 建物 構造

長期的に見れば低コストになるRC造の家

建築コストを下げる方法を考え方として、建物の寿命が長ければ長いほど年間あたりのコストはさがります。もちろんこのコスト安を享受できるのは次世代以降になってしまうのですが、どうせ建てるのならこういう考えを持つこともありでしょう。
では、建物の寿命はどのぐらいなのだろうか。
よく言われる木造住宅の寿命は27年と表されているが、これは解体した家の平均年数であって実際住むことができる家もそこに含まれているので、あまり参考にならない。
そこで、早稲田大学の小松教授らが行った「建物の平均寿命推計」の最新調査(2011年)によれば、木造住宅の寿命は64年としている。
ではRC造(鉄筋コンクリート造)の住宅はどれぐらいだろうか。
色々な研究結果があるが、117年という説や、120年から150年という説もある。木造の約倍であります。
日本のRC造はほぼ内断熱の作りが多いので、これが外断熱であれば、コンクリートの中性化をさらに遅らせることができ、寿命も延びるのではという期待も出て来ます。
そしてRC造の場合は地震などの自然災害にも強く、火災が起きた場合でも延焼を免れることも可能です。構造上てることも可能なので、1戸当たりの単価は安くすませることも可能です。
ただし分譲マンションの様に不特定多数が住む場合は住人同士の協調性が問題になり、メンテナンスや建替時にうまく機能しない場合があるのであまり分譲マンションには魅力を感じません。
もしRCで建てるなら賃貸併用住宅のようにオーナーがそのマンションの方向性を決めることができる様にすることが理想的です。
そうなると半端な金額では手てられないので、かなりのリスクにはなるでしょうが、賃貸住宅でそこまで断熱性や住宅性能がいい物件がないのでそれなりの需要があるのではないのかと思います。
分譲貸の物件などは高くても借り手があるので、そういう借主ねらいもいいでしょう。長く住める物件であればあるほど、安定した家賃収入が得られます。

外断熱RC造のデメリットとしてコスト高といところ、外部から熱の影響は受けにくいが、内部の熱をどの部屋も一定にしておかないとコンクリートを伝わって逃げて行くので、空調をセントラル管理で一定しなければいけないという欠点があります。
温熱環境は人それぞれ感じ方が違うので全てを一定にするというのはちょっと大変ではないかと思うので、それならばW断熱はどうだろうと探していると、
エコブロック工法というものがありました。
これは型枠にポリスチレンの枠を両側に使用しそのまま脱枠せず、断熱材になるという工法です。型枠の脱着と断熱施工の手間がなくなる分、人件費や材料代が安くすみ、しかもW断熱できるという工法になります。この工法がどれぐらい安く、性能が良いのかはサイトを見ているだけなのでわかりませんが、なかなか理にかなった工法ではないかと思います。
外断熱で良くある部屋内部はコンクリート打ちっぱなしというのはあまりいいとは思いません。音が反響するので、何か対策が必要になってきます。それにコンクリートに囲まれて生活するのも何か味気ない気がします。
もし。賃貸併用住宅を建てられるぐらいの敷地があればこういう考え方もありなのではないでしょうか。うまく活用すれば、後の世代にまで継承できる資産形成にもなります。
100年後の世界で、建築物がどの様に変化していて、電気・水道などの配管類の老朽化など、さまざまなところでどの様な問題がでてくるかわからないので、あっさり建替えることができる木造住宅の方がいい場合もあります。果たして負の遺産になるのか、有用な遺産になるのかは現時点ではわかりません。後はどう活用できるかではないでしょうか。
大量生産・大量消費に疑問を持ち、いいものをより長く使う方向で考えるとこのような考え方になります。長く使えば初期投資が高くても長い目で見れば安く済むという典型的な例でした。

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