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電動シャッターをつけた方がいい家

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新築で導入して良かったという意見の多い電動シャッターですが、全ての窓に取付けするのは予算がゆるさないと思います。

そこで、どんな家が電動シャッターを導入した方がよく、あまり必要のない場所はどんな場所か検討します。

まず初めに思いつくのが、シャッターを取り付けるべき家としましては、準防火地域の家になります。
準防火地域では防火戸の認定を取った商品しか使えません。ですが、引違窓でシャッターを取り付ければガラスは防火仕様にする必要がなく通常の商品から選定することができます。
窓の選定で形は選べませんが、2重サッシ、3重サッシと選ぶことが可能になります。そして小さく外の景色を見る必要が無ければいいですが、全てが網入りの窓って嫌ですよね。

ちなみに準防火地域の場合1階は3m以上2階は5m以上隣地境界線から離れていない場所は全て防火戸が必要です。
そうなると、日本の住宅事情では道路に面しているとかが無い限り大部分が範囲内になる可能性があります。

ですので網入りの窓を避けるためにはシャッターが必須になってきます。透明な耐火ガラスという選択肢もなくはないですが、輸入品で取扱ができるかは工務店次第というところもあります。
シャッターが必須ということであれば、特に1階は電動シャッターの導入を検討する方がいいでしょう。
電動シャッターのメリットは毎日の生活を考えれば必須とも言えるでしょう。
シャッターは絶対に閉めないと言い切れる方は手動で充分です。
ですが、防犯面の事も考え毎日閉めるのであれば、電動ですね。
問題は2階です。寝室があれば夏の夜なんかは窓を開けておきたい派なので、2階のシャッターは閉めないと思います。掃出しでベランダつきとなるとまた話は別になりますが。

というわけで、準防火地域はシャッターが必要ということになります。防犯面を考える人は1階は電動、2階は手動、ベランダのところは電動ですね。

ではそれ以外のおうちではどうでしょうか?
よく言われるのがシャッターが閉まっていると留守とわかってしまうという意見が多い事です。
ですが生活パターンをランダムにしておき、居てても閉めっ放しにしていたり、出かけていても2階の電気が付くようにしていたりと普段からどの状態が居るのかわからなくしておくのが得策です。空き巣は夕方のちょっと出かけたすきに入ることが多い様なので、どちらかというとあまり人がいない部屋はシャッターを閉めっ放しにしておくのがいいのかもしれません。
シャッターのもう一つの効果は冬場の断熱性の向上です。閉めておけば冷気の進入を防ぐことができます。

なので、防犯が少なからず気になる人はシャッターは検討項目です。

予算の関係で、手動のシャッターを取り付けてしまえば、将来的に電動シャッターに変えようと思っても大変な金額になってしまします。そもそも電気配線が来てないので取付け自体を断念しなければいけない場合もあるでしょう。
迷ったら電動です。
電動にすれば、今まで雨戸を閉める習慣がない人でも楽に開け閉めできるので、使うようになるでしょう。でも手動なら閉めないでしょうね。

純粋に防犯だけを考えたなら、防犯ガラスを選ぶというのも一つです。
シャッターは閉めないと意味がありませんが、防犯ガラスは常時機能しています。ちょっと出かけたすきにというのがなくなります。プラス防犯カメラなんかも最近では簡単に取付けできるようになってきています。

台風や強風の多い地域
シャッター本来の機能である災害から窓ガラスを守ることです。
ここでもやはり複合的に防犯や寒さ遮熱対策などを考えるのであれば電動がお奨めです。
台風や強風は頻繁には起こりませんので、その為だけであれば手動の方がいいでしょう。

全般的に言えるのは、いろんな要素を含めシャッターを利用する人は電動、何か一つぐらいの理由であまり頻繁には閉めない場合は手動という考え方でいかがでしょうか。

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