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スマートハウスで省エネから創エネの時代へ

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スマートハウスとは

現在の解釈では、HEMS (home energy management system) と呼ばれる家庭用のエネルギー管理システムで家電類、給湯器、太陽光発電、蓄電池、電気自動車等を一元的に管理する住宅を言います。-ウィキペディアより

スマートハウスに関わる機器

HEMS

住宅設備や家電をネットワークでつなぎ消費電力の最適化を図る機器
スマートハウスの中核になるシステムです。エネルギーを見える可し省エネにつなげます。人の努力だけではコントロールできない部分を最適化してくれます。
政府は2030年までに全家庭に導入を目指している様です。現在は補助金も出て政府も後押ししています。

太陽光発電

消費電力を作る事に欠かせない太陽光発電、家庭用で現実的に発電ができ、費用対効果が見込めるのは今のところ太陽光発電のみです。ガスからの発電は結局ガスが必要ということで発電というよりはエネルギーを変換してると言わざるを得ません。
で、どのぐらいのエネルギーを作る必要があるのか。
一般的な家庭での1年間の消費電力は4,936kWh(日本エネルギー研究所調べ2016年度)ですので、5kWのモジュールが必要になってきます。
メーカーによって変わりますが、5kwで25枚のモジュールが必要になります。
1枚1.2m2とすれば30m2必要になります。
南向きで、これだけの面積の太陽光発電を載せようと考えると新築時に屋根の形状・向きから考えないと足りない可能性もあります。
狭い屋根なら効率よく屋根一体型の物を選ぶ必要があるかもしれません。
予算は150万円ほど、屋根一体型ならリクシルは289万円~となってます。定価だからもう少し安くなるのかな?

蓄電池

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に欠かせない設備
昼間太陽光で発電したエネルギーを貯めておき夜間の使用に回す。
最近ようやく安い価格帯の物が発表され始めています。
Looopでんちやテスラ社の蓄電池など、
これから技術革新や価格競争が激化するのだろうという感じです。
100万円は切らないと一般家庭では導入に至らないでしょう。
自動車市場で蓄電池が先行して低価格化してきているので、テスラのような自動車メーカーの参入も考えられます。
電気自動車との連携も今後進んでいくことでしょう。

オフグリッドという選択

電力会社と契約しないという選択をする人も最近では出てきている様です。
電力会社の発電方法や再生エネルギー買取制度の為の各家庭の負担金の上昇など消費者はいわれるがままに電気料金を払わなければいけません。そんな電力会社に抵抗する人たちがオフグリッド(電力会社と契約しない)という選択をしています。
なかなか気合が入った人たちです。
電気だけでなく、水道は井戸を掘って、排水は昔に戻って浄化槽を入れると、完全に外から供給するものに頼る事無く生活ができるのかなーと、夢物語も考えてしまいます。
インターネットは必要か!こればかりはオフグリッドできないですね。



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