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太陽熱温水器と近未来の形

太陽熱温水器は新しい技術ではなく古くは1890年ごろカルフォルニアで開発・販売され始めています。日本でも1930年ごろに使われ始め、1970~80年頃にha
数多く設置されましたが、強引な訪問販売でのイメージ悪化と、原油価格が下がったことで下火になりました。現在は太陽光発電が主流になり、太陽熱温水器はあまり注目されていませんが低価格で設置できること、熱変換効率がいいこと等、設置するメリットは充分あると考えられます。

太陽熱温水器の種類は大まかにタンク一体型とタンク分離型と2種類があります。
いままではタンク一体型が主流でしたが、最近ではタンクを地上に設置することで、屋根にかかる負荷を軽減できるタイプが出て来ました。タンク一体型ですとどうしても屋根に荷重がかかるため、敬遠されてきましたが、タンクを地面に設置することで、タンク容量を多くすることが可能になって来ています。ですがその分コストも上がりました。
最近ではさらに進化して太陽熱温水器とエコキュートを組み合わせたシステムも出てきています。

どちらの仕組もタンクを必要とすることと、熱を作り出す時間が違うことから親和性はとてもある商品です。
太陽熱温水器の弱点の冬場と雨・曇りの日をエコキュートの夜間電力で補い、昼間の電気代の高い時間帯に太陽熱温水器がお湯を作ってくれます。
ですが太陽熱温水器は電気を作るわけではないので、昼間の電気代の高い時間帯で電気を削減できるわけではなく、夜間の安い時間帯の料金を削減するだけなので、費用対効果は薄いと言えます。
長府製作所や矢崎エナジーシステムから出ています。どちらも太陽熱温水器では歴史のある企業です。

太陽熱温水器に給湯と冬場の暖房に使えるとさらに効率がいいのではと思います。
ハイブリッドソーラーハウスというところが発電、給湯、暖房に利用できるシステムを作っている様です。価格や性能がよくわかりませんが、このような製品も出始めています。
http://www.solarhouse.jp/solar.html

シャープやリクシルというような大手も太陽光発電と温水を作ることができるシステムを開発中です。太陽光発電にとって効率を下げる熱を取り除き太陽熱温水器で温水をつくる。このようなシステムが出来てくるとさらに効率がよくなり外部からの電力供給に頼ることのない家が本当の意味でのZEH(エネルギーゼロ住宅)が出来てくるのではないでしょうか。
http://newsrelease.lixil.co.jp/news/2014/070_company_1216_02.html
同じハイブリッド型でも太陽光+太陽熱での発電というパターンもあります。とことん電気を作る方式です。
結局はどちらの方が効率よく太陽をエネルギーに変換でき、光熱費を削減できるのかにかかってくると思います。
太陽光と太陽熱の進化した商品が市場にでることが望まれます。

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