家に関するお金のはなし 電力自由化

ほっといていいの?今さら聞けない電力自由化

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電力自由化が2016年4月からスタートし、すでに新しい会社と契約した人、検討しているけどなんとなくそのままの人、まったく興味のない人様々だと思います。

スタート直後はたくさんチラシも入ってて、どこかと契約しないといけないのかなーと思っていたが、最近はあまりそういうチラシもポストに入らないので、そのままほったらかしの人が多いのではないでしょうか。かくいう私もその一人です。

1周遅れぐらいの動きですが、電力自由化がどうなっているのか、どうするのが一番いいのか考えて調べてみたいと思います。自由化が始まって1年強過ぎていますので、そこそこレビュー記事なんかも出てるのではないでしょうか。それとも案外盛り上がっていないのかもしれません。

では、電力自由化は現在どうなっているのでしょうか?

総務省の発表では2017年1月末時点でスイッチングした件数(新電力事業者との契約)は246万件全体の約3.9%の様です。
内 東京圏が140.6万件
関西圏が49.7万件
ついで中部18万件、北海道12万件、九州で12万件ということです。

電力自由化後の自社内での契約切り替え(大手電力会社との自由化後の契約の切り替え)は237万件で全体の3.8%
中部が圧倒的に多く100万件
ついで東京が66万件、中国が32万件、関西が25万件となっています。

両方を足すと7.7%が電力自由化後に契約を変えた割合になります。

総務省でのアンケートでは切り替えなかった理由は
・今まで通り慣れている会社がいい
・なんとなく新規業者は不安
・メリットを感じない
現状に不満がない状況と手続きにかかる手間が面倒である理由が大半を占めています。

一方切替した人はどうだったのか

アンケートでは新電力への切り替えをした人の6割が満足しており

大手電力自社内切替では約3割の人が満足で、6割弱がどちらともいえないという感じです。

結局プランがあり過ぎ、地域によってや世帯によって最適なプランが千差万別すぎて、あーもうとりあえずこのままでいいや、となってしまうのでしょう。
ですがアンケートを見た限りでは、今のところ大きなトラブルもない様ですので、条件に合う人は検討してもいいのではないでしょうか。
みなさんが思っている様なトラブル、例えば電力会社によって停電が起きる←送電線が同じなのでそのようなことは起きない、電力会社が倒産したら電気が止まってしまう。←すぐに止まるということはない という感じです。なぜならば電力不足や倒産という事態になっても既存の大手電力会社からのサポートが受けられるからです。ですがそのようになった場合の料金は不透明です。(会社によって決まっているかもしれませんので、契約時よく確認してください)
この電力自由化で切り替えた方がいい世帯は都市部に住んでいて、電力会社が多数サービスを提供している場所であること、4人家族以上、もしくは電力使用料が毎月8千円を超えている世帯でオール電化ではないという条件であれば検討してもいいという感じです。

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